あふれ出す円熟、心にしみるロマンチシズム 鍵盤と弦楽が織りなす、静謐な美しさにあふれた、究極のヨーロピアン・ジャズ
【New!】
Worship of Self ワーシップ・オブ・セルフ
Lars Jansson Trio with Ensemble MidtVest
- Savasan
- Schooldance
- River Falls
- The wounded healer can heal
- Awakening
- Pinot Noir
- Where is the blues 1
- Giving Receiving
- Where is the blues 3
- What is tomorrow
- Worship of Self
All music composed and arranged by Lars Jansson
1998年に、デンマークのオールヒュス音大の客員教授になりました。その数年後には同国のエスビルという町でも教鞭を取っていました。そこで会ったあるミュージシャンに、地元のエスビル・アンサンブルのために曲を提供してほしいと頼まれたのです。エチエンヌ・ブードローという男が当時そのアンサンブルのメンバーで、その後、彼がアンサンブル・ミッドヴェストを紹介してくれたことで、このCDに収録されている楽曲のほとんどが完成したのでした。
自分の楽曲を編成の大きなアンサンブル用にアレンジし、ジャズとクラシックの表現を合体させること_それは私の長年の夢でした。本CDに収められている音楽は、私のジャズのバックグラウンドと、素晴らしいクラシックの作曲家たちへの愛着と彼らから学んできたことの結実になっています。
「Worship of Self」 本人によるライナーノーツより
流れているだけで、ほっとする音楽が、ここにある。これはジャズでありクラシックでもある。または、ジャズでもクラシックでもないともいえる。
北欧の印象派・スウェーデンの鬼才、ラーシュ・ヤンソンが音楽で描く、11枚からなる美のスケッチ。たとえば、雨のそぼ降る庭、濡れた薔薇の花びら、ゆれる睡蓮、 突然の落雷、花弁を巻き上げる激しい風、一片の雲もない青空、光り輝く草原__
あたかも、彼が住むスウェーデン、イエテボリ郊外の美しい自然を謳いあげたような知的ロマンチシズム溢れる音の絵画のような・・・・。ジャズとクラシックがラーシュのキャンバスによって見事に融合した、究極のヨーロピアン・ジャズがここに完成した。
北欧ジャズの人気を牽引してきた名ピアニスト、ラーシュ・ヤンソンの注目の最新作は「I am That /アイ・アム・ザット」以来約4年ぶりとなる「ワーシップ・オブ・セルフ/ Worship of Self」。彼のピアノ・トリオに4名のストリングスと5名の木管楽器からなるアンサンブル・ミッド・ヴェスト九重奏団を迎え、全11曲がラーシュ・ヤンソンによる作編曲作品。2008年のジャズ界に新鮮な感動を提供する注目作。
Member
■ ラーシュ・ヤンソン:ピアノ
■ アンダーシュ・シェルベリ:ドラムス
■ クリスチャン・スペリング:ベース
■ アンサンブル・ミッドヴェスト九重奏団